ハプスブルク家2 ルドルフ4世

 

 『図解雑学ハプスブルク家』(菊池良生、ナツメ社、2008年3月)に学ぶ!

 

 今回もハプスブルク家

 ルドルフ4世ね。

 

 前回の主人公のルドルフ4世のひ孫にあたります。

 14世紀中頃。時は、神聖ローマ帝国の皇帝を7家の侯爵家から選ぶ

七選帝侯時代。

 

 ハプスブルク家はこの7家の侯爵家に入っていない。たぶん、侯爵家じゃなかったはず。ルドルフ1世は伯爵家だったもんね。

 

 七選帝侯に入らないのは当然。伯爵家だもん。

 

 ただ、ルドルフ4世は、これにいちゃもんをつける。世に名高い「大特許状」だ。これによると、「自分は、侯爵家より上を行くオーストリア大公である!」と主張、過去の英雄の特許状を合わせて主張。

 これには、たくさんケチがついたみたいだが、結果、受入らた模様。これをハプスブルク家の選良意識となる。長年における栄華の基礎はここに作られると言えるのかもね。

 

 ただ言えることは、ハッタリを飛ばす力がハプスブルク家に既に備わっていたことを物語るエピソードと言えるかもね。

 

今日はここまで。